北大竹遺跡は、埼玉(さきたま)古墳群の北方約2kmに位置し、行田富士見工業団地拡張地区産業団地整備事業に伴い、令和元年10月から発掘調査が始まりました。この第18次調査では、古墳時代後期から平安時代にかけてのムラの跡のほか、多量の土器や石製模造品・子持勾玉などがまとまって出土する場所(祭祀跡(さいしあと))が2箇所で発見されました。
【令和2月8月作成しました】 ————————————————————————————————————
A区の調査区全体を北東から撮影した写真です。
古墳時代後期から平安時代の竪穴住居跡が20軒発見されました。
B区の祭祀跡②で子持勾玉が出土した様子です。子持勾玉は合計で13点発見されました。
一緒に出土した土器の年代から6世紀後半から7世紀中葉にかけて形成されたと考えられます。