三ノ耕地遺跡は、吉見丘陵の南側、荒川に形成された自然堤防上に立地します。平成8年から9年にかけて、吉見町教育委員会が実施した発掘調査では、縄文時代の水場遺構や古墳時代初期の方形周溝墓や古墳群が発見されました。令和3年度7月から、当事業団が第4次調査を行っています。
【令和3年12月更新】
調査風景
県道沿いの細長い区画を発掘調査しています。安全第一で調査を進めています。
SD37完掘状況
細い溝跡は、六角形に巡っていることがわかりました。
SD30・40遺構精査状況
並走する2条の溝跡は、右側が新しく掘りなおされたものです。東山道武蔵路に沿ってつくられた側溝と考えられています。
【令和3年10月更新】
遺物が出土したら、取り上げる前に出土状況の記録をとります。写真は、二人一組で計測を重ねながら、図面に1点1点遺物を書き込んでいる様子です。
調査風景
遺構の新旧関係を判断しながら、新しいものから順番に掘り下げていきます。
【令和3年9月更新】
発掘調査が開始され、まず重機を使って表土を掘削しました。
次に、土壙や井戸跡などの遺構を確認しました。白線を引いた内側には、周りと異なる土が埋まっているので、黒く見えます。
確認された土壙や井戸跡などの発掘が始まりました。
井戸跡が掘りあがりました。両手を広げても足りない、大きさです。
【令和3年6月更新】
三ノ耕地遺跡は、吉見丘陵の南側、荒川に形成された自然堤防上に立地します。平成8年から9年にかけて、吉見町教育委員会が実施した発掘調査では、縄文時代の水場遺構や古墳時代初期の方形周溝墓や古墳群が発見されました。令和3年度7月から、当事業団が第4次調査を行っています。