整理・報告書刊行後の調査記録や出土資料は、分類して収録されます。これらは、資料カードや台帳を作成することにより、 学術研究や教育資料としての活用の便を図っています。
発掘調査記録類(遺構実測図、写真、撮影フィルム等)は、出土品と共に記録保存資料として重要なものです。 それらについて分類、整理し、台帳を作成して収蔵します。特に劣化の著しいカラースライド資料については複製を作成したり、デジタル化することで保存を図っています。
出土資料は、その種類ごとに分類・整理の後、出土地、時代、器種、大きさ、文献等のデータを記入し、台帳とともに写真を貼付した資料カードを作成した上で収蔵します。