「坂戸スマートインターチェンジ(仮称)」の建設に伴う発掘調査で、昨年度に引き続き調査を行っています。
昨年度は、古代の条里制に基づいて作られた「入西条里(にっさいじょうり)」の一部とみられる 古代の水田跡が発見されましたが、今年度は、古墳時代や古代の住居跡、中世の井戸跡や溝跡、火葬を行ったと考えられる土壙 が発見されました。
平安時代の住居跡からは、カマドのまわりを中心に須恵器や土師器の甕などが、中世の溝跡からは陶器の破片が出土しています。
また、4区の古墳時代の住居跡からは、土師器の甕(かめ)や坏(つき)などが出土しています。
※5月21日(土)に遺跡見学会を開催しました。
2区第1号住居跡の調査
第1号住居跡のカマド(古代)
2区河川跡
4区調査風景