長竹遺跡は、利根川の堤防改修に伴い調査を実施している遺跡で、縄文時代後・晩期(約3,500年前)や奈良・平安時代(約1,100年前)の集落跡、 中近世(約600~200年前)の溝跡、近世・近代の堤防跡や改修跡が見つかっています。
これまでのところ、奈良・平安時代の竪穴住居跡11軒、中近世の溝跡18条や井戸跡6基などを調査しました。また、現在調査中の縄文時代の集落跡 では、大量の土器・石器が出土しており、土偶や耳飾りなど、多彩な遺物が見つかっています。
※平成23年2月5日(土)に遺跡見学会を開催しました。
長竹遺跡と利根川
縄文時代の調査面
埋設された縄文土器
奈良・平安時代以降の調査面
平安時代の竪穴住居跡
中世の溝跡(黒い土が縄文時代)
中世の溝跡から出土した板碑
堤防関連の杭列(近代)