「坂戸スマートインターチェンジ(仮称)」の建設に伴う発掘調査で、古代の水田跡や中世の屋敷跡が発見されました。
特に水田跡は、古代の条里制に基づいて作られた「入西条里(にっさいじょうり)」の一部とみられます。 耕作面の直上に残された火山灰や出土した土器などから、水田は平安時代(9世紀)には使われていたことが分かりました。
また、中世の屋敷跡からは、青磁碗など当時の高級陶磁器が出土しています。
※12月18日に遺跡見学会を開催しました。
手前が中世の屋敷跡、奥が古代の水田跡
水田の床土から平安時代の土器が出土
検出された条里水田の畔
短刀が副葬された中世の木棺墓