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塚原古墳群 第3次調査 (深谷市)

読み方
つかはらこふんぐん
場所
深谷市本田50
調査期間
平成22年5月1日~平成22年7月31日
主な時代
古墳時代

深谷市本田にある旧川本高等学校の校庭で、来年度開校予定の「県北部特別支援学校(仮称)」プール建設予定地の発掘調査を実施しています。
現在までに、円墳跡1基と中世の竪穴状遺構、土壙、掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)や柱穴などが発見されています。 円墳跡は墳丘が削平されていましたが、直径約17mで幅1.5m程の周溝が巡っていました。周溝の中からは円筒埴輪が10本以上出土しました。 土器類は出土していませんが、埴輪の特徴から6世紀前半頃に築造された古墳と考えられます。主体部(埋葬施設)は残念ながら見つかりませんでした。

※7月10日に遺跡見学会を開催しました。

塚原古墳群:遺跡全景 中央の墳丘は削られていて分かりませんでした

塚原古墳群:土器が出た! 埴輪は、元々は墳丘の上に立てられていました

塚原古墳群:縄文時代の集落 底のないバケツのような形の円筒埴輪