中道・中道下遺跡は、朝霞市内を流れる黒目川左岸の河岸段丘上に立地し、JR武蔵野線北朝霞駅・東武東上線朝霞台駅から北東へ約1.0kmの所にあります。
今回の第7次調査は、遺跡範囲の西端にあたります。820㎡の調査範囲から縄文時代中期から後期の竪穴住居跡4軒、弥生時代後期の竪穴住居跡10軒、 平安時代の竪穴住居跡4軒のほか、土壙や溝跡が発見されました。(平成20年12月19日現在)
調査は平成21年1月まで行われる予定で、今後も竪穴住居跡や土壙などが発見されると考えられます。
※平成21年1月17日(土)に★「新春 歴史探訪ウォーク -歩いて巡る朝霞の遺跡と文化財-」を開催しました。
縄文時代の竪穴住居跡
住居跡の床面に設置された埋甕
縄文土器を使った炉
弥生時代の竪穴住居跡
壁ぎわで出土した弥生土器
平安時代の竪穴住居跡