公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
高木道下遺跡は、JR川越線指扇遺跡から北へ約1.5kmのところにあります。遺跡は、 標高15~16mの台地上に立地し、縄文時代と近世の遺構が発見されています。特に縄文時代では、前期末、中期、後期と各時期の竪穴住居跡が発見されており、断続的にヒトが住んでいた 様子がうかがわれます。遺物は、主に縄文土器や石器が出土しています。
縄文時代中期の土壙
土壙の端に深鉢形土器が口縁部を下にして出土(埋葬された遺体の頭を土器で覆っていた?)
重なり合って見つかった縄文時代中期と後期の住居跡