反町遺跡は、東武東上線高坂駅から東へ約1.5km、高坂台地の東側に広がる低地に位置しています。
今回の第4次調査区は、反町遺跡第3次調査区の東端にあたり、長さ約300m、幅約8mの範囲から古墳時代前期の 方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)や住居跡が発見されました。
方形周溝墓からは、底部に穴を開けたマツリ用の土器(底部穿孔土器(ていぶせんこうどき)) が出土しました。
調査区中央には、幅約40mの大溝(河川跡)が確認されており、今後の調査で土器や木製品の出土が期待されます。
第1号方形周溝墓
溝の中から赤く塗られた土器が出土
底部穿孔土器
発掘調査の様子
赤色顔料(つぶれた土器の下方)