赤砂利遺跡は、大宮台地の東部に位置する遺跡です。これまでの7回の発掘調査で、 縄文時代中期の集落跡と中世寺院(大徳寺)を中心とした鎌倉街道(中つ道)関連の遺跡であることがわかっています。
今回の発掘調査は、星川と元荒川の中間を流れる隼人堀川(はやとぼりがわ)の改修工事に伴うもので、縄文時代中期後半の 集落が確認されました。現在も発掘調査中ですが、これまでに竪穴(たてあな)住居跡15軒、土壙(どこう) 80基が発見されています。
※7月28日(土)に遺跡見学会を開催しました。
遺跡全景(東側より)
柄鏡形の住居跡
重複する住居跡(奥が第10号住居跡)
第10号住居跡出土土器(両耳壺りょうじこ)