遺跡見学会を、下記の要領で開催しました。
日時 | 平成17年10月1日(土) |
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内容 | 坂戸市小沼の台地にひろがる木曽免遺跡は、現在、財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団が発掘調査を実施しています。 これまでの調査では、外敵を防ぐために溝をめぐらした弥生時代中期(約2000年前)のムラをはじめ、旧石器時代から江戸時代にかけてつくられた、 さまざまなくらしの跡が見つかっています。 今回の見学会では、首都圏中央連絡自動車道建設に先だって行われている発掘調査の現地を実際にご覧いただきます。 あわせて、土器や石器などの出土遺物を展示いたします。 週末のひととき、ご家族とともに遺跡を残した先人に想いを馳せ、当時の人々の暮らしぶりを想像してみてはいかがでしょう。 |
主催 | (財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団・埼玉県立埋蔵文化財センター |
共催 | 国土交通省関東地方整備局大宮国道事務所・坂戸市教育委員会 |
当日は天候にも恵まれて午前・午後で計395名の参加者があり、 特に、弥生時代の生活を彷彿とさせるいろいろな遺構に、見学者の熱心な質問が寄せられました。
また、国交省のブースでは圏央道について分かりやすい説明があり、火おこしや石包丁による穂づみの体験には、子供からお年寄りまでたくさんの人が集まりました。
重複する住居跡(1・2号住居跡)
7号住居跡の調査
遺跡遠景
弥生時代の住居跡
古墳時代の方形周溝墓
弥生時代の環濠
火おこし体験
石包丁で稲の穂づみ体験
遺物の展示解説
国交省ブース