【平成25年12月作成しました。】
楽上遺跡は、JR桶川駅の西北西約3㎞に位置し、大宮台地西端の南北に細長い台地上に立地しています。
今回の調査では古墳時代前期の竪穴住居跡4軒、近世の畝跡2箇所が発見されました。
第3号住居跡からはたくさんの炭化した木材が発見されたことから、焼失した住居であると考えられます。
第3号住居跡の調査状況
床面近くを調査していると、炭化した木材が多量に出てきました。
第3号住居跡
炭化材の間からは土師器(はじき)の高坏(たかつき)と坩(かん)が見つかりました。
第4号住居跡
床面近くからは、土師器(はじき)の甕(かめ)などが発見されました。
この住居跡の壁際からも、炭化した木材が見つかっています。