この公開セミナーは、東京・神奈川・埼玉三都県の法人が普及連携事業の一環として平成20年度から開催しているもので、本年度で6回目となります。
今回は、縄文時代後・晩期に焦点を当て「ムラとまつりの景色」を探ってみました。基調報告では、近年の発掘成果をもとに敷石住居、環状盛土、貝塚などいろいろな遺構から人々の生活に迫り、記念講演では縄文時代後・晩期の時代像への新たな視点が示されました。
またロビーには、環状盛土遺構として話題の長竹遺跡(埼玉県加須市)の出土遺物を展示しました。会場は400名を超える参加者でほぼ満席状態となりました。途中で帰る方もほとんどなく、盛況のうちに幕を閉じました。
発 表(基調報告) |
記念講演(阿部芳郎明大教授) |
ミニシンポジウム |
ロビー展示(長竹遺跡) |