埼玉・群馬両県の発掘成果を公開する合同展示会を開催しました。
この展示会は、平成19年度から群馬・埼玉交互に隔年で実施しており、今回で4回目となります。今回は埼玉が担当となり、初めて大型商業施設の通路部分(ピオニコート)を会場とし、地元の東松山市教育委員会とも共催で開催しました。
また、観覧者の多くが買い物等を目的とした来店者であることから、展示の内容も統一したテーマを設けず、近年両県で話題となった遺跡を取り上げました。
展示遺跡は、埼玉県が、会場建物の足元に広がる東松山市反町遺跡と加須市長竹遺跡、群馬県が渋川市金井東裏遺跡と長野原町東宮遺跡、そして東松山市は、高坂8号墳と「三角縁神獣鏡」です。
3日間という短い期間のうえ、記録的な大雪という悪条件の中での展示会でしたが、約3,900人もの方にお楽しみいただきました。
会場西側の埼玉県展示エリア(右奥は東松山市) |
群馬県の展示エリア |
反町遺跡(ケース内は水晶) |
反町遺跡(木製臼とガラス小玉鋳型など) |
長竹遺跡(縄文晩期のマツリ用の土器など) |
金井東浦遺跡「甲を着た古墳人」のレプリカ |
東宮遺跡(浅間山の天明泥流に埋もれた屋敷跡) |
両県理事長の視察(東松山市コーナー) |
映像記録の公開(長竹遺跡) |
雪に閉ざされた駐車場(9日朝) |