【平成27年7月更新しました】 平成26年度の調査はこちら
天神峯遺跡は、JR八高線高麗川駅の北西約2.5㎞の日高市北端、高麗川とその支流である宿谷川にはさまれた台地上に立地しています。平成27年度の調査区は、平成26年度の調査区の北西約200mに位置しています。
平成26年度の調査では縄文時代の竪穴住居跡や、平安時代の竪穴住居跡が発見されました。現在は、北面の傾斜地と、台地先端の平坦地の調査を行っています。
※6月27日(土)に遺跡見学会を開催しました。
天神峯遺跡第2次調査区2箇所(手前と奥のブルーシート部分)の全景写真です。これから北面の傾斜地(手前)の調査をしていきます。
台地先端部の調査区ではジョレンを使って遺構の確認作業を行っています。
これまでに、縄文時代の竪穴状遺構や土壙、平安時代から近世の土壙や溝跡を確認しました。
【以下、平成27年7月更新】 -----------------------------------
調査は間もなく終了します。
宿谷川に面した台地先端部です。縄文時代の竪穴住居跡と平安時代の竪穴住居跡が見つかりました。
平安時代の竪穴住居跡です。カマドが2箇所発見されました。写真上側のカマドが先に使われ、新たに左側のカマドをつくり直したことがわかりました。
南側の調査区です。北(写真奥方向)に下る斜面部には、狩猟のための落とし穴が作られていました。