【平成28年7月更新しました】
伊勢塚遺跡は、JR高崎線岡部駅の西方約3kmに位置します。調査は平成28年3月から始まり、今年度に継続しています。
調査区からは古墳時代の方形周溝墓、平安時代の土壙、中・近世の溝跡などが発見されています。現在は、方形周溝墓の調査を進めています。周溝の中からは壺や甕などが出土しています。
周溝の中から出土した口の欠けた壺です。死者に供えられたものでしょうか。
【以下、平成28年7月更新】 ————————————————————————————————————
調査は6月で終了しました。古墳時代前期の方形周溝墓5基のほか、古墳時代・平安時代の土壙、近世の溝跡などが発見されました。
第2号方形周溝墓は、四角く巡る周溝の長さが一辺約12mあります。周溝からは壺や甕などたくさんの土器が出土しました。
第3号方形周溝墓は最も規模が小さく、一辺の長さが約7mです。