【平成29年2月作成しました】
北島遺跡は、JR熊谷駅から北東約3㎞の妻沼低地内に立地しています。発掘調査はラグビーのワールドカップ2019の会場整備に伴い、熊谷スポーツ文化公園内で行っています。
現在は、奈良~平安時代面の遺構確認を実施しています。
遺構の確認を行っています。写真中央では、平安時代の須恵器(すえき)や土師器(はじき)がまとまって見つかっています。竪穴住居跡の可能性が高いため、丁寧に作業を行っています。
【以下、平成28年11月更新】 ————————————————————————————————————
古墳時代の土器が集中して見つかりました。その範囲の形が方形に見えることから、廃絶した竪穴住居に捨てられたものと思われます。
上の住居跡のカマド部分です。カマドの骨組みとして使用された土師器(はじき)の甕(かめ)が出土しています。
平安時代の竪穴住居跡を調査している様子です。住居跡が埋まった状態を確かめるために、十文字に土を残して調査しています。
【以下、平成29年2月更新】 ————————————————————————————————————
調査区の南側では古墳時代の住居跡が見つかりました。
密集して重なり合っている様子がわかります。
土壙からは廃棄されたと思われる土器がたくさん見つかりました。