【平成30年3月作成しました】
稲荷台遺跡は、JR高崎線上尾駅から南西に約7km、荒川を臨む大宮台地の西端に立地しています。調査は荒川の堤防強化事業に伴って平成26年度から行っています。遺跡の北側には、縄文時代早期末(約7,500年前)の平方貝塚、南側には古墳時代前期(約1,700年前)の薬師耕地前遺跡があります。
ジョレンという道具を使って地面を削ってむかしの建物跡などを探しています。調査範囲が斜面地のため、足元に気を付けながら作業を行っています。
調査区の東側で確認された遺物包含層を精査しています。縄文時代と古墳時代の遺物が出土しました。