上宿遺跡は、東武東上線志木駅から北に約3.6km地点の志木市上宗岡に所在します。東側に荒川、西側に新河岸川と柳瀬川が流れる標高5メートル前後の沖積低地に立地しています。第2地点の発掘調査は、令和3年7月から9月まで行われました。
【令和3年10月更新】
全ての遺構の調査を終えると、調査区の全貌を記録するために空中写真を撮影をします。
隣接する第1次調査の写真を合成して、遺跡の様相を把握していきます。今後、検出された遺構と出土遺物を精査し、発掘調査報告書に成果をまとめて刊行する作業に入っていきます。
【令和3年9月更新】
表土掘削状況
発掘調査が開始され、まず重機を使って表土を掘削しました。
遺構確認完了状況
次に、溝などの遺構を確認しました。白線を引いた内側には周りと異なる土が埋まっているので、黒く見えます。
第3号溝跡出土板碑
溝跡を掘削すると、板碑の破片が出土しました。
土層断面図作成
写真の作業は、遺構がどのように埋まったのかを観察し、記録しています。
【令和3年6月更新】
上宿遺跡は、東武東上線志木駅から北に約3.6km地点の志木市上宗岡に所在します。東側に荒川、西側に新河岸川と柳瀬川が流れる標高5メートル前後の沖積低地に立地しています。令和3年7月から第2地点の発掘調査が始まります。