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下田遺跡 (坂戸市)

この遺跡について

読み方しもだいせき

場所坂戸市大字塚先135他(問い合わせ:049-284-7881)

調査期間平成22年10月1日~平成23年7月31日

主な時代平安時代、中世

遺跡の概要

「坂戸スマートインターチェンジ(仮称)」の建設に伴う発掘調査で、昨年度に引き続き調査を行っています。
昨年度は、古代の条里制に基づいて作られた「入西条里(にっさいじょうり)」の一部とみられる 古代の水田跡が発見されましたが、今年度は、古墳時代や古代の住居跡、中世の井戸跡や溝跡、火葬を行ったと考えられる土壙 が発見されました。
平安時代の住居跡からは、カマドのまわりを中心に須恵器や土師器の甕などが、中世の溝跡からは陶器の破片が出土しています。
また、4区の古墳時代の住居跡からは、土師器の甕(かめ)や坏(つき)などが出土しています。

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更新日:2012.8.20

※5月21日(土)に遺跡見学会を開催しました。

下田遺跡:手前が中世の屋敷跡、奥が古代の水田跡 

2区第1号住居跡の調査

下田遺跡:古代の水田の床土から平安時代の土器が出土 

第1号住居跡のカマド(古代)

下田遺跡:検出された条里水田の畔 

2区河川跡

下田遺跡:短刀が副葬された中世の木棺墓 

4区調査風景