WORK IN PROGRESSただいま発掘中!

北島遺跡(第25次) (熊谷市)

この遺跡について

読み方きたじまいせき

場所熊谷市上川上777番地他

調査期間平成28年8月1日~平成29年1月19日

主な時代古墳時代、奈良時代、平安時代

遺跡の概要北島遺跡は、JR熊谷駅から北東約3㎞の妻沼低地内に立地しています。発掘調査はラグビーのワールドカップ2019の会場整備に伴い、熊谷スポーツ文化公園内で行っています。
現在は、奈良~平安時代面の遺構確認を実施しています。

New

更新日:2017.2.1

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

バック・ホウという機械で表土を除去しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

遺構の確認を行っています。写真中央では、平安時代の須恵器(すえき)や土師器(はじき)がまとまって見つかっています。竪穴住居跡の可能性が高いため、丁寧に作業を行っています。

更新日:2016.11.1

H28-kitazima3

古墳時代の土器が集中して見つかりました。その範囲の形が方形に見えることから、廃絶した竪穴住居に捨てられたものと思われます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

古墳時代の竪穴住居跡です。中央の上方にカマド跡があります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

上の住居跡のカマド部分です。カマドの骨組みとして使用された土師器(はじき)の甕(かめ)が出土しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

平安時代の竪穴住居跡を調査している様子です。住居跡が埋まった状態を確かめるために、十文字に土を残して調査しています。

New

更新日:2017.2.1

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

調査区の北側からは古代の溝跡や畠跡が見つかりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

調査区の南側では古墳時代の住居跡が見つかりました。
密集して重なり合っている様子がわかります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

土壙からは廃棄されたと思われる土器がたくさん見つかりました。