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古里古墳群清水支群 (嵐山町)

この遺跡について

読み方ふるさとこふんぐんしみずしぐん

場所比企郡嵐山町古里1848-1

調査期間平成30年11月1日~平成30年12月28日

主な時代古墳時代、奈良時代、平安時代

遺跡の概要

【平成31年1月更新しました】

古里古墳群は嵐山町の最北端、東武東上線武蔵嵐山駅の北約8kmに位置しています。古墳群は比企丘陵の北端に当たり滑川(なめかわ)の右岸に立地しています。北側は和田川(わだかわ)の浸食谷に面し、南側は滑川によって開かれた沖積地に面しています。古墳群はこの沖積地に張り出した幾(いく)つもの小支丘(しょうしきゅう)に営まれ、10地区の小規模な支群(しぐん)によって構成されています。52基以上が確認されている大規模な古墳群です。今回の発掘調査は、その中の清水支群に含まれており、古墳時代後期の溝跡、土壙、ピットが発見されています。

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更新日:2019.1.1

調査区の西側に、南北方向に延びる古墳時代後期の溝跡が発見されました。

溝跡からは土師器の甕が出土しました。

発掘調査は12月に終了しました。
発見された遺構は、古墳時代後期の溝跡、土壙、ピットです。調査区西側の溝跡は、直線的に掘られていました。古墳時代の遺構が発見されたことで、古里古墳群清水支群の遺跡範囲や周辺地域の歴史を考える上で、重要な成果を得ることができました。

更新日:2018.12.11

調査区は嵐山郷の敷地内です。ジョレンを使って遺構の確認をしています。

遺構は古墳時代の溝跡、土壙、ピットなどが確認されました。

溝跡は、幅2.5m、深さ1.0mで、土師器(はじき)の甕や坏の破片が出土しています。