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北尾崎北遺跡(第1次) (羽生市)

この遺跡について

読み方きたおさききたいせき

場所羽生市大字尾崎字北尾崎980-1他

調査期間平成30年10月1日~平成31年3月31日

主な時代平安時代、中世

遺跡の概要

【平成31年3月更新しました】

北尾崎北遺跡は、羽生市役所から北に約2.7㎞、利根川の右岸に立地しています。利根川堤防強化対策事業に伴い、発掘調査を開始しました。9~10世紀代の平安時代の住居跡や中世の遺構が見つかっています。

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更新日:2019.3.1

平安時代の住居跡を調査しています。土師器の甕などの土器片が出土しました。

掘りあがった平安時代の住居跡です。
右上の半円状に張り出した部分はカマドです。 壁際から柱の穴も見つかりました。

中世の溝跡から一頭分の馬の骨が出土しました。
どのような理由で溝跡から出土したのか今後明らかにしていきます。

今回の調査では、平安時代の住居跡や中世の溝などが検出されました。

更新日:2019.1.1

石を組み上げて枠にされた井戸跡が検出されました。このような石組みの井戸枠は、中世から全国各地で見られるようになりますが、羽生地域では珍しい発見です。

中世の溝跡を調査中です。幅3~4mの大きなもので、室町時代の焼き物の破片が出土しています。

小さな遺物を見落とさないように、丁寧(ていねい)に掘り下げていきます。

更新日:2018.12.11

調査区は東西に長く、住居跡や溝跡を中心に数多くの遺構が検出されています。

遺構を確認するため、一列に並び、ジョレンを使って少しずつ土を削って調べています。