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大木戸遺跡 (さいたま市)

読み方
おおきどいせき
場所
さいたま市指扇
調査期間
平成13年8月1日~平成14年3月31日
主な時代
旧石器時代・縄文時代・弥生時代・中近世

平成14年度の発掘調査では、縄文時代後期のはじめ(今から約4000年前)の「柄鏡形敷石住居址」が発見されました。円形の竪穴に出入りのための細長い張り出しがついていて、敷居にあたる部分に埋甕と呼ばれる土器が埋められています。床の上には70kg以上もある板石が敷かれていました。これは「紅れん石片岩」と呼ばれる岩石で、現在小川町や嵐山町、寄居町などに産地があることが知られています。

大宮西部:縄文時代後期の敷石住居 縄文時代後期の敷石住居

大宮西部:3号住居跡出土埋甕 3号住居跡出土埋甕