森脇遺跡は、小山川右岸の自然堤防上の集落遺跡で、県道中瀬・普済寺線の建設に伴って発掘調査が行われています。
現在までに平安時代の住居跡6軒と土壙3基のほか、中世の井戸や溝跡などの遺構が発見されています。特に住居跡の遺存状態は良く、カマドの天井部分が残っているものもありました。
発掘調査は、調査予定区域の北側から開始し、現在約3分の1が終了しました。 遺構の分布は、南に向かって密度が濃くなっているため、今後の調査で更に遺構数が増すものと期待されます。
第3・4号住居跡
第3号住居跡のカマド
遺跡の調査風景