諏訪坂貝塚は、大宮台地のほぼ中央部、原市沼川の開析する台地上に位置しています。
遺跡は、上尾市教育委員会によっても調査が実施されており、旧石器時代や縄文時代早期の遺構・遺物が見つかっています。 今回の調査では、縄文時代前期から後期の竪穴住居跡16軒、平安時代の竪穴住居跡7軒、平安時代や近世の掘立柱建物跡4基、 井戸跡17基、溝跡21条など、数多くの遺構が発見されています。 特に土壙は1500基も発見され、そのほとんどは形や覆土の状態から江戸時代以降に掘られたものと考えられます。
第19号住居跡(縄文時代前期)
第8号住居跡(縄文時代後期の柄鏡形住居)
第4号住居跡(平安時代の2軒が重複)
第9号住居跡(平安時代)
遺跡全景