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松原前遺跡 (鶴ヶ島町)

読み方
まつばらまえいせき
場所
鶴ヶ島市五味ヶ谷131-2他
調査期間
平成19年11月1日~平成19年12月28日
主な時代
縄文時代・江戸時代

遺跡は、鶴ヶ島駅の北約800m、南東に向かって緩く傾斜した標高28m程の台地上にあります。
県道川越坂戸毛呂山線の建設に伴う発掘調査で、わずか550㎡の範囲ながら、縄文時代の竪穴住居跡2軒や江戸時代の溝跡を始め とする遺構が発見されました。
特に竪穴住居跡は、縄文時代前期中葉(今から約5,500年前)のもので、市内では初めての発見です。2軒は、一部が重なり合って 見つかり(写真右側が新しい)、中からはたくさんの土器(黒浜式土器)が出土しました。

松原前:遺跡全景 遺跡全景(東より)

松原前:第1号溝跡 南北に走る溝跡

松原前:住居跡の床面で発見された土器 住居跡の床面で発見された土器

松原前:第1・2号住居跡 重複する住居跡(右側が新しい)

松原前:土壙群 松原前:土壙群