遺跡は、鶴ヶ島駅の北約800m、南東に向かって緩く傾斜した標高28m程の台地上にあります。
県道川越坂戸毛呂山線の建設に伴う発掘調査で、わずか550㎡の範囲ながら、縄文時代の竪穴住居跡2軒や江戸時代の溝跡を始め とする遺構が発見されました。
特に竪穴住居跡は、縄文時代前期中葉(今から約5,500年前)のもので、市内では初めての発見です。2軒は、一部が重なり合って 見つかり(写真右側が新しい)、中からはたくさんの土器(黒浜式土器)が出土しました。
遺跡全景(東より)
南北に走る溝跡
住居跡の床面で発見された土器
重複する住居跡(右側が新しい)
松原前:土壙群