二ツ家下遺跡は、平成21年度に第1次調査が実施されており、今回の調査は第2次調査になります。 遺跡は、関東平野中央部に広がる大宮台地の北部に位置しており、標高は約23mです。
旧中山道の西側に接する遺跡で、江戸時代を主体とする遺構が見つかりました。 主な遺構は、掘立柱建物跡(2棟)・溝跡・土壙・畝跡(うねあと)などで、陶磁器類や古銭が出土しています。
また、遺跡のある場所は桶川宿と北本宿のちょうど中間に当たり、宿場から離れた街道筋にも建物や畑などが点在していた様子を見ることができます。
※6月18日(土)に遺跡見学会を開催しました。
掘立柱建物跡
畑の畝跡(左右に走る細い溝)
調査の様子