【平成26年10月作成しました】
宮前遺跡はJR八高線・東武東上線小川町駅の南西約1.4㎞にあり、槻川右岸の河岸段丘上に位置しています。調査では奈良時代の住居跡2軒と、縄文時代・奈良時代・中世の土壙などが見つかりました。第1号住居跡からはカマドや貯蔵穴が見つかり、土師器の坏や甕、須恵器の坏などが出土しました。土壙からは縄文土器の破片や陶器片、古銭などが出土しました。
第1号住居跡カマド・貯蔵穴
第1号住居跡のカマドには、袖の補強材として緑泥片岩が使われていました。
第7号土壙
中世の土壙で、15世紀の内耳鍋の破片が出土しました。