船川遺跡は、利根川右岸に形成された自然堤防上に広がる平安時代、中世の遺跡です。上流(西側)の利根大堰から武蔵水路が南へと走っています。発掘調査は、令和3年12月から開始しました。
【令和3年3月更新】
火葬跡
中世の火葬跡が出土しました。壁面は被熱して赤く変色し、底には炭化物が堆積していました。人骨は炭化物層の上から見つかりました。全体の残りが良く、膝を屈曲させた姿で火葬されたと推測されます。
【令和3年12月更新】
調査前状況
発掘調査に備え、周囲の地形や近隣の遺跡の情報なども収集します。船川遺跡の調査は、いよいよこれから始まります。