【令和4年3月更新】
空から調査区とその周辺を撮影しました。宮前遺跡の調査区は写真の中央、赤線で囲った範囲です。
調査区全景(北側から撮影)
調査区全景(南側から撮影)
調査区は、北側が台地の突端にあたり、調査区中央から南に向けて降る地形になっています。黒い土が残っている部分が傾斜しています。その部分は、縄文時代の遺物を含む層が堆積したものです。
【令和3年12月更新】
谷部の遺構確認終了状況
調査区の東半分は、小さな谷地形で、真っ黒な土が厚く堆積しています。ここから、たくさんの溝跡が見つかりました。
谷部の遺構精査
溝跡の掘削を始めました。発掘調査では、時代の新しいものから(上から)順番に調査を進めます。
One Day インターンシップのようす
大学生を対象としたインターンシップ(職業体験)が行われました。発掘調査の現場に足を運び、調査担当者から、発掘調査の仕事についての説明を受けています。
【令和3年10月更新】
第5・6・10号溝と土壙群を掘りあげたところです。いくつもの遺構が重複している場合は、新旧関係を見極めながら順に掘りさげていきます。
円形の第18号土壙では、覆土上層から遺物が出土しました。
【令和3年9月更新】
発掘調査は、表土の掘削から始まります。表土を剥ぐと、土器等の破片が出土します。
次に、住居や溝などの跡(遺構)を確認しました。遺構には、地山と色が違う土が埋まっています。
その後は、確認した遺構の掘削の開始です。写真は、第2号溝跡の発掘状況です。
【令和3年6月更新】
宮前遺跡は、JR高崎線鴻巣駅の北西約2kmの地点に位置する縄文時代から近世にかけての集落遺跡です。荒川左岸に細く伸びる大宮台地の北縁部に立地しています。遺跡の範囲で発掘調査が行われるのは初めてで、令和3年7月からの調査が第1次調査となります。