「ほるたま展」は、集客施設を主体とした展示会です。本年度は、熊谷 八木橋百貨店、秩父 矢尾百貨店、 大宮DOMショッピングセンター、そして県立さきたま史跡の博物館の4会場で開催します。
今回は、「古代埼玉の生産と流通 ~“もの”はどこで作られ、どこへ行ったの?~」と題して、古墳時代~奈良・平安時代に時代を絞り、県内各地から出土した土器や埴輪を用いて古代社会の「生産と流通」の一端を御紹介します。
八木橋百貨店での展示会は10年目を迎えました。8階カトレアホール前の通路部分で展示を行い、多くの方々にご覧になっていただきました。また、今年はホール内が幼児~低学年向けのイベントだったため、若い保護者の方の目にも留まり、新たに設けた「オリジナルまいぶんぬり絵」も大好評でした。
矢尾百貨店では3回目の開催です。今回は雨がちの日々で心配していましたが、不思議と土・日は天気が持ち直しました。催事場という独立したスペースのためか、多くの方が熱心にご覧になり、質問もたくさんありました。また、勾玉づくりは昨年にも増して大盛況。もちろんぬり絵も好評で、少し大きな子供たちにも楽しんでもらいました。
当モールでの展示は、2年ぶりとなりますが、今年は営業時間が9:00~23:00と大幅に延長になったため、展示解説も3人体制で臨みました。少し難しいテーマでしたが、たくさんの方に見学していただきました。また、通路にもかかわらず子供たちの「ぬり絵」も好評で、用意したボードがいっぱいになりました。
巡回展の最後はさきたま史跡の博物館です。今年は20日間と短めの期間でしたが、昨年度より多くの方にご覧いただきました。