この公開セミナーは、東京・神奈川・埼玉三都県の法人が普及連携事業の一環として平成20年度から開催しているもので、本年度で8回目となります。
今回は、縄文時代に定着した「定住」を取り上げ、縄文時代早期から前期に焦点を絞って「定住」までの過程を探ってみました。
基調報告では、縄文時代早期の石器群や早・前期貝塚の分析、あるいは「モノ」の流通、植物資源利用などの視点を通して定住化への背景を探り、シンポジウムでも熱心な討論が繰り広げられました。また、国立歴史民俗博物館の工藤雄一郎氏による「地球環境の変動と縄文文化」と題した講演も好評で、会場は、375名の参加者で満席でした。
会場のようす |
発表(基調報告) |
講演(工藤雄一郎氏) |
シンポジウム |