EXCAVATION RESULTS発掘成果

【383集】代正寺Ⅱ/大西Ⅱ

代正寺Ⅱ/大西Ⅱ

市町村東松山市

主な時代古墳・中近世

発行年度2011

代正寺遺跡・大西遺跡は、岩殿丘陵から派生した都幾川と越辺川に挟まれた東方に延びる高坂台地に位置する。
代正寺遺跡では弥生時代中期から集落が営まれているが、古墳時代後期には古墳が築造されて墓域へと変化していく。これに対応するように、大西遺跡では集落が営まれている。代正寺遺跡に築造された古墳も内包される高坂古墳群は、後期から終末期の古墳が50基確認されている。今回の調査のⅡ区で検出された第2号墳の周溝は、高坂古墳群第49号墳の一部であることが確認された。
大西遺跡では、昭和62年から平成元年に調査された古墳時代の第11号住居跡のカマドが検出された。

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