EXCAVATION RESULTS発掘成果

【407集】八條遺跡

八條遺跡

市町村八潮市

主な時代平安・中世・近世

発行年度2013

八條遺跡は中川右岸の自然堤防上に立地している。調査では平安時代の住居跡から、官人の腰帯具である丸鞆や鉈尾、下総、武蔵、常陸産の須恵器、土師器が出土し、地域や物流を管轄する役人の存在が考えられ、周辺には大規模な集落の存在も想定される。中近世では土壙墓が検出され、同安窯系青磁や刀などが出土し、有力者層の存在が推定される。

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