公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
1号住居跡から出土した関山(せきやま)式土器である。口唇(こうしん)部の4ヶ所に、5個を1単位とする突起を持つ。幅の狭い口縁部には、波状や平行線の文様が描かれ、さらに粘土粒が貼りつけられている。胴部は関山式の特徴である、装飾性に富んだ縄文を用いている。