公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
縄文時代中期終末の、73号住居跡出土の加曽利(かそり)E式と呼ばれる壺形土器である。橋状の紐かけ把手が2ヶ所に設置されており、胴部は断面が三角形状の隆起線で渦巻文が描かれている。非常に薄い造りで、完形品は珍しい。