公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
本遺跡の泥炭層からは、2艘の丸木舟が出土しており、本例はその1点である。平面形状は「鰹節形(かつおぶしがた)」で、両端部はわずかに欠損している。船首は船尾より幅が広く作られている特徴がある。樹種はカヤである。