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資料写真

読み方 つぼ
時代 弥生時代中期
大きさ 高さ47.3cm
遺跡名 上敷免(じょうしきめん)
市町村 深谷市

Y‐4号住居跡のピット周辺部から出土した細頸の壺形土器である。他に縄文施文の甕形土器、信州系の土器片等が出土している。口縁部は肥厚し複合口縁状を なす。底部は木葉痕(もくようこん)を残す。文様は、口縁部と上胴部に平行沈線による重四角文が施され、下端部には平行沈線による鋸歯文(きょしもん)で 区画されている。頸部は同様の工具で平行線文と鋸歯文及び刺突文が施される。南関東のいわゆる須和田(すわだ)式土器の新しい段階に属する。