読み方 | つぼ |
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時代 | 弥生時代後期 |
大きさ | 高さ26.5cm |
遺跡名 | 代正寺(だいしょうじ) |
市町村 | 東松山市 |
4号方形周溝墓出土の土器群中の一つで、南溝の西より部分から出土した。比企(ひき)地方で岩鼻(いわはな)式土器と呼ばれる土器群で櫛描き文によって特 徴づけられるものである。胴部が張りを持ち、口縁部が大きく外反して幅狭の複合口縁をなす。頸部から肩部に8本単位の櫛状工具を使って右回転の簾状文(れ んじょうもん)を2段にわたって施文している。その下側には雑な篦描きによる鋸歯文(きょしもん)と先端部12ヶ所に円形貼付文が付く。口縁部内面及び胴 部最大径付近は赤彩される。