公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
全長19mの造り出し付き円墳の造り出し部から出土した。尾羽が大きく作られ、側面にも羽が線刻されている。頭の上には小さいながらも鶏冠の表現があるので、雌の鶏を象ったものであろう。5世紀後半代の製作であり、埼玉県内出土の鳥形埴輪としては今のところ最も古い。