公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
直径18.8mの円墳である35号古墳の周堀内側立上がり部に墳丘から転落した状態で出土した。二又のかぶりものを付けた男子像である。右手を腰に当て、 左手を前方に出した姿勢をとる。左右に長く垂れるのは美豆良(みづら)という男性の髪型である。帯の背面には鎌が付けられている。