公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
3号住居跡・3号竪穴状遺構から出土した凝灰岩(ぎょうかいがん)製の錘。棹秤のおもりと考えられるもので、養老令に見られる権衡(ごんこう)の一種である。いずれも「(郷)長」「真成」といった文字が刻まれており、この錘の管理者を示す可能性がある。