公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
銅製の火皿に鉄製の柄がつく火のしである。火のしとは今のアイロンの役目をしていた道具で、皿に炭火を入れて暖め、平らな底の部分で衣類を平らに伸したものである。国内では古墳時代以降出土するが、発見例があまりない貴重な遺物である。