公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
17号井戸跡から出土した「応永十三年(1406年)十二月十三日」銘のある板石塔婆である。板石塔婆は「板碑(いたび)」や「青石塔婆」などともいわれ、埼玉県内のものの多くは秩父地域で切り出された緑泥片岩(りょくでいへんがん)を加工してつくられたものである。